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私が起業して数年は、所得税も非課税になるくらいの稼ぎしかありませんでした。
「私の何が悪いんだー!どうしたらいいんだよー!」とくじけそうになったことも一度や二度ではありません。
今思うと、単に「当時景気が悪かった」せいなのではないかという気がしますが、その時は自分の集客力のなさにかなり落ち込んでいました。
失敗を他責するのは禁止
その昔、私がまだ学生の頃の話です。自営業の母親が同業者の組合の会合に出た時の話をしておりました。
「みんな、暇だー暇だーって言って、景気が悪いだの政治家が悪いだのってダラダラ話してるだけなのよね。そんな愚痴言ってる暇があるなら、集客するアイディアでも考えればいいのに。」と。
ほどなくして母は、そんな後ろ向きな組合に見切りをつけて退会しました。
そんな母は高齢になるまで働いて経営者としてリスペクトしていますが、文句ばっかり言っていた同業他店は早々に廃業してしまった方も多数です。
人のせいにするのって楽なんですよね。「自分は悪くない」っていう位置づけで反省しなくていいですから。
しかし、そんな考えでは個人事業主としての進化は止まってしまいます。
少なくとも私が生きている間にはもう高度経済成長期は来ないでしょうから、自分が努力して改善して集客してお客様を満足させていかなければ、この先自営業で食べ続けていくことは不可能です。
必ず響くお客様はいる
クォリティの高い仕事をしていれば、少ないながらも「ジェイ子さんはすごいですね!」と感心してリピーターになってくださる方は出てきます。もう20年近くのお付き合いのお客様も数名いらっしゃいます。
逆に、どんなにいい仕事して親切丁寧に接客しても、どうしても合わない方もいらっしゃいます。これはもう自分の努力で何とかなる問題ではなく相性が悪いのだと気付いたので、残念ですがそういう方は1回きりのお客様です。
以前この本を読んだ時に、
「1度に20人の団体よりも、1人に20泊してもらいたい」という言葉があって、「それそれ!」と思った記憶があります。
私も千客万来ではなく分かってくださるお客様を大事にして、この先も仕事のクォリティを高く維持して続けていけばいいと思っています。
無用な苦労アピールはしない
このブログは個人的なことをぶっちゃけているし、今後起業する方の参考になればと思っているのでいろいろ書いていますが、本業のブログやお客さんに「私こんなに苦労しててがんばってて大変だったんですー」なんてことは自分からは一切書きませんし、話しません。
もし聞かれたらさらっと話しますけど、聞きたくもないのに人の苦労話の武勇伝なんか熱く語られてもおもしろくないでしょ?
無用な「がんばってるアタシ」アピールはカッコ悪いし痛々しいだけですからね。
お互いぼちぼち努力していきましょう。