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最近、周りの個人事業主から「各種申請に必要な開業届の控え用紙がない…」という声を複数耳にしました。
各種新型コロナ関連の助成金、補助金関連でも必要だった書類です。
私も、以前のキャッシュレス消費者還元の申請の時に開業届の控えが必要になるも、見つかりませんでした。うん、引っ越しの時に捨てたね、私。
まさか開業から十数年も経って必要になるとは夢にも思わず。そんな私と同じくお困りのあなた!
結論から言うと、税務署に行けば再発行ではなく再提出で即日無料で手に入ります!
税務署に再交付に行ってみた
ネットで調べて再交付の制度があることは分かったので、仕方なく都内某所の管轄税務署へ行きました。
駅から遠くて面倒くさい。なんで捨てたのよ過去の私。
税務署の受付の方に「開業届を再交付したいのですが…」と言ったのに、「再」が聞こえなかったのか間違えて新規開業の手続きをされそうになりました。
再交付に来る人はほとんどいなかったのでしょうか?
で、担当の税務署職員に代わって話をしました。
- 再発行は過去の書類を探さないといけないので、1ヶ月と手数料300円がかかる
- 発行後、基本的には再度受け取りに来てもらう
- さらに時間がかかっても良ければ郵送も可
とのことでした。
これでは、待っている間に申請がどんどん伸びてしまって困ります。
再提出の裏技を教えてもらう
しかしその後、もう一回開業届を税務署に出せば過去のデータが上書きされるので、今日すぐに控えが無料発行できるという裏ワザも教えてくれました!
職員さんありがたや。まあその方が税務署も仕事の手間が大幅に減りますよね。
再提出しても開業日は変わらず
私は「いざ、開業するぞ!」と意を決して自営業になったわけではなく、業務委託仕事を見つけて個人事業主になる必要があったので当時何となく提出してしまったのです。
なので、正確な開業日は覚えていません。
しかし、再提出時の開業日の記載は過去のいつでも良いとのこと。十数年前の「大体この辺かな」という切りのいい日付を書いて出しました。
その場で書類を書いて、すいていたので所要時間10分程度で無事完了。何の審査も本人確認もなく、意外とアバウトな謎制度です。
法人の設立は登記など大変だけど、個人事業の開業って無料の紙一枚出せばOKなんですよね。
税務署の受付印は再提出した当日の日付で左上に押されますが、開業日と全然違っていても、キャッシュレスの申請をした数社では全て問題なく受理されました。
これでいいなら、有料の再交付という制度は使う意味ないのでは…。
再提出時の持ち物
- マイナンバーがわかる個人番号カードかマイナンバーカード
- 印鑑
マイナンバーも用紙に番号を記載しただけで、私の時は提示は求められませんでした。念のため何らかの身分証明書も持って行った方がいいかも。
私は提出してすぐ、スマホで控え用紙の写真を撮ってクラウドにアップしておきました。これで次回捨てても安心!(だから捨てるなと)
ネットで開業届を作るのがおすすめ
今時は ネットで開業届が出せるという すばらしいサービスを使えば、無料で家で迷わず開業届が作れます。
意外と記入に悩む項目があるのですが、ガイド付きで簡単です。
併せて他にも下記の書類が作れます。
個人事業の開業・移転・廃業等届出書
源泉所得税の納期の
特例の承認に関する申請書
給与支払事務所等の
開設・移転・廃業等届出書
所得税の青色申告承認申請書
青色専従者給与に関する届出書