※当サイトはPRを含んでいます
かなり前の話になりますが、私はよくわからずにニュースキン Nu Skin の会員(ディストリビューター)になっていたことがありました。
最初に申し上げておくと、今はネットワークビジネス、ねずみ講、マルチ商法、MLMなどは大嫌いで全力で断ります。
今回は過去の無知恥さらしネタとして、実体験の口コミを盛大にぶっちゃけます。
ニュースキン(ファーマネックス)とは?
オリジナルの化粧品や、ファーマネックス PHARMANEX というブランドのサプリメントを販売するアメリカの会社です。
その商品を自分で仕入れて売るのと、自分の紹介で会員(ダウンライン)を増やして、その人の売り上げの数パーセントが入ってきて利益を上げるシステムとで運営されています。
簡単に言うと、子分が増えて自分が上に行けば行くほど儲かる仕組みです。
同じシステムの他の会社だとアムウェイなんかが有名ですね。
ニュースキンの製品そのものは気に入ったものもあったし、会社そのものをけなす意図はないのですが、以下営業のやり方や登場する人物が怪しすぎてマルチに見切りをつけたのです。
なぜニュースキンに加入したか
とあるツテで買った香水がとても良い香りで気に入ってしまったのが運のツキ。これがニュースキン製だったのです(現在香水は廃番)。
香水を売ってくれた方が「気に入ったんなら安く仕入れる方法があるから説明するよ」と教えてくれたのです。
説明の話を聞く約束をしたカフェに行くと、その人以外に知らないおっさんが1人同席していました。
そこでうまいこと「ほかにもいろいろな商品があって、この化粧水や石鹸も質がすごく良くて~」みたいな話をされました。
知らないおっさんに「今度この化粧品とメイク用品で無料でメイクできるイベントがあるから、ジェイ子さんも参加しません?」と誘われてうっかり興味を持ってしまったのです。
当時はねずみ講などの仕組みがよくわかっていない若造女子でした。格好のターゲットです。
謎のイベントでメイクされ調子に乗る
イベントと言っても、雑居ビルの1室のようなところに数人しかいないような会です。
先の2名とは別に、メイク係の30代後半くらいの女性もいました。どうやらこの3者は同じグループのディストリビューターだったようです。
※写真はイメージです
そこでニュースキン製オリジナル石鹸での洗顔から始まり、基礎化粧品で肌を整え、ファンデーションからアイシャドウから口紅、チークまでこってりと顔に塗りたくられました。
余談ですが、この石鹸自体は使い心地が良くて気に入って長く使っていました。高いのでやめましたけど、今はAmazonのほうが安いんですよね。これ、どこかのディストリビューターが自爆営業して出品してるのかな…。
で、仕上がると「ジェイ子さんかわいい!」「大人っぽくなった!」「バーで隣にいたら声かけちゃうな」などと一様に褒めたたえるわけです。
今思い出すとデコレーションケーキ並みに厚塗りのケバイ顔でしかなかったのですが、若気の至りでその時はつい舞い上がってしまったのです。
そんなことに気をよくしていたところに「ニュースキンのビジネスを始めると月収30万くらいはすぐに達成できるよ」などと畳みかけられるようにおいしい話をされて洗脳され、ニュースキンと契約してしまいました。
謎の高額所得ディストリビューターが胡散臭い
加入した当初、私を紹介した人(アップライン)たちがしきりに話していたのが「ブルーダイヤモンド」と呼ばれる最高位レベルの会員さんたちのことです。
年収は億単位、ニュースキンから招待される海外旅行で遊びまくり、ベンツやフェラーリ乗りまくりみたいな噂話をしきりにしていて、皆の羨望の的でした。
その人の写真も見せてもらいましたが、ブランド品で身を固め、高級そうな車にもたれかかってドヤ顔で決めていました。車に詳しくない私には何の車だかわからなかったけど、とりあえず左ハンドルなので外車でした。

当時すでに崩壊していたはずのバブル臭がプンプンして、成金的な妙な雰囲気の人たちでした。今で言う陽キャのパリピな方々です。
あと、ニュースキンは何かにつけて新商品を出してきて、毎回「過去最高の成分!」とか「画期的なサプリメント!」とか節操なく煽ってくるのですよ。
この売り文句、前回も言ってなかった?と、ふと気づいてしまいました。
会員たちも素直に乗せられて「これはすごいの来たよ!」とか「バカ売れ確実!」とか、変なハイテンションで信者のように盛り上がっちゃってるわけです。
そして同じニュースキンのディストリビューターでもグループごとに派閥があるようです。「あのグループの勧誘マニュアルを極秘に入手したよ!」とか違法行為まがいのことまでやっていて、何なのこの人たち…と闇を垣間見て引きました。
そのあたりで「どうも法律的にも何だか色々うさん臭くないか?」と違和感と懐疑心が芽生えてきておりました。
ニュースキンの化粧品は悪くない
東京では新宿の高層ビルに商品を仕入れに行きます。
先に紹介した石鹸をはじめ、化粧水、ジェル、シャンプーなどは結構気に入って買うだけ会員のようになって自分で使っていました。
が、ものが良いと言ってもいかんせん仕入れ値でもそこそこ高いのです。交通費もかかります。
私は本業であまり収入もなかった頃ですので、金銭的に仕入れを続けるのは無理と思い、さらに気持ちが離れていきました。
友達に売るのも勧誘するのも無理
そして決定的だったのが、自分の子分会員を作って稼ぐには知り合いや友達も勧誘して会員になってもらわないと増やせないということです。
…私、そもそもそんなに友達いないじゃん。
友人1人にやんわり声をかけてみましたが、案の定「私はそういうのいいや~」とやんわり断られてしまいました。
母数が少ないうえに、こういうことに友達を巻き込むのがものすごく苦手な私は、結局1人も子分を作れませんでした。
仕入れた商品を友達に売るというのも、向こうから欲しがってくれればいいけど「この化粧品こんなにいいのよ~」みたいにプレゼン営業するのは陰キャの私には抵抗があって無理でした。
つまり、私はネットワークビジネスに全く向いていないタイプの人なのです。
私のアップだった男性は当然若い女性の友達なんていません。キャバクラに化粧品一式を持ち込んで行って、キャストのお姉さんに実演をして勧誘したと言っていましたよ。結果釣れたのかは知りませんが、客が突然店内でそんな営業行為を始めたらいい迷惑です。
それらが重なって、ここで完全に目が覚めました。ニュースキンからは徐々にフェードアウトして自分用の商品すら買わなくなりました。
そして退会の末路へ
私を紹介したそのキャバクラ営業男(アップライン)からは「最近活動してないみたいだけどどうしたの?」などと何回か連絡がありました。私が売らないとアップが儲からないからです。「あーちょっと忙しくて…」などとうやむやに返事をしてごまかしておりました。
このまま籍だけ置いておくのも気持ち悪いし、もう関わりたくなくなったので、きっぱり辞めようと思ってディストリビューター契約をきちんと解約しました。
本部に解約届を出すだけだったのでしつこい引き留めも無く、意外とすんなり辞められました。悪いけどアップの人とはもう話したくなかったので、退会したことは私からは連絡しませんでした。
私は自爆営業とかもしなかったし、自分の子分を作る前に見切りを付けられたので、友達にも迷惑をかけずに済んだのは不幸中の幸いでした。マルチに家族や友達を巻き込んで人間関係をぶっ壊してる方もいますからね…。
その後引っ越したり電話番号が変わったりして直のアップラインだった人(特に友達ではないので名前も忘れた)とも完全に縁が切れました。あの人は子供も生まれたばっかりと言ってたけど本業そっちのけでのめり込んでて、今もまだニュースキンをやってるのかな…と思います。
ところで、最近ニュースキンの会員になったことが発覚した友達がいて、それをきっかけに思い出したのでこの過去の恥さらし記事を書きました。
その友達には「ごめん、私も昔ニュースキンやってたけど、懲りたからもう入会しないし買わないからね」と先にくぎを刺しておきました。
こういうネットワークビジネスは気力も体力も時間もお金もものすごく消耗するし、下手に勧誘すると友人知人も消滅する場合もあります。
自営業でなんとなく商売にしようと思っている方、副業で稼ぎたい方はまず儲からないのでお勧めいたしませんよ。私のこの恥さらし記事で落ち着いて考え直してください。
アムウェイのワイン会勧誘は未然に防いだっぽい
後日のおまけ追記です。
ニュースキンよりも有名なマルチのアムウェイも、ネットで検索すると勧誘された体験談がゴロゴロと出てきますね。
コロナ前に「今思うとアムウェイの勧誘だったのかな?」という出来事がありました。
とあるお客様と雑談になり、私もお客様もワインが好きだということがわかって少々盛り上がりました。
「私たちのグループでよくワイン会をやってるんですが、今度ジェイ子さんもいらっしゃいませんか?」と誘われました。
ちょっと興味があったので「へー、どの辺でどんな感じでやってるんですか?」と聞くと、都内の高層マンションの一室で、珍しい輸入ワインを毎月仕入れて皆で飲んでパーティしていると言います。

しかも「ジェイ子さんならいつもお世話になってますから、お代はいりませんのでぜひ!」と謎の大盤振る舞いのご招待でした。
「いやいや、そんなタダで見ず知らずの会に図々しく飲み食いしに行くわけにいきませんので…」と、得体が知れないおごりは気味悪いので不審に思い、その場は一旦ご遠慮しました。
後日、その方のスマホをちょっと見ることがあったのですが「Amway」のロゴのついたアプリアイコンが目に入ってしまいました。
うわー、あれはやはりこれだったのか、と。
当然ご本人からはアムウェイという言葉は一言も聞きませんでした。
アムウェイ勧誘の常とう手段として、食事会、パーティ、料理教室などにゲストを招いて、鍋や洗剤やらを紹介するというシステムがあるようです。
だから私も無料で招待されたのでしょうね。タダより高い物はない。ねずみ講は大嫌いなので誘っても無駄ですよ。
今は「特定商取引法の連鎖販売取引」という法律で、目的を隠してマルチに勧誘するのは違法行為になっています。ワイン会としか謳っていない会での勧誘はアウトです。そもそもホームパーティでの勧誘自体がアウトです。
そのお客様とはその後は会わなくなり、コロナもあってそれ以来お誘いがないのですが、とりあえず面倒な時間泥棒の勧誘に巻き込まれなくて良かったです。
コロナウイルス対策にニュースキン便乗押し売り
さらに追記です。
ネットワークビジネスになんの関わりもなく平和に暮らしていた、コロナ騒ぎが始まった頃。
ある夜、インターホンが鳴ったので見ると、見覚えのない女性が立っていました。
NHKの集金ではなさそうなので応答してみたら、なんとニュースキンの訪問押し売りだったのです!
抗菌作用の強いサプリメントをお持ちしましたがいかがでしょうか…とか何とか言ってて、多分新型コロナに便乗して売り歩いていたのでしょう。
当然ドアは開けずにお断りしましたが、ただでさえ他人との濃厚接触に敏感になっていた時に訪問販売なんて、気持ち悪がられるだけで逆効果だと思わないのかな?思わないからやってたのか…。