社交辞令もお世辞も嘘と同じ

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今回の記事は私の私感もだいぶ入っていますが、世の中同じく感じている人は少なからずいるようです。

行く行く詐欺

先日、ネットで「行く行く詐欺はもうやめて」というような記事を見ました。

なんでも、ある役者さんが「○○さんの舞台、見に行きたい~!」と言われたのに、いくら案内を送っても「今度行きます~」と言ってちっとも来ない人が多いとか。

こういう人、結構いますね。特に女性に多い気がします。その場のノリや社交辞令で適当に言っているのか、もしくはその時は本当に行きたいと思ったけど冷めたのかはわかりませんが、言われた当事者としては「なんだ来る気ないのか」とがっかりします。

私も「今度ジェイ子さんの教室に習いに行きたい~!」と言ってそれっきりな人が結構いたので、最近は「よかったらぜひどうぞー」とだけ言って、あとはあちらの反応待ちにして積極的に誘いはしないことにしています。

まあ、今はお客さんに困ってないから余裕でできることですが、1人でも多く集客したかった時に行く行く詐欺をやられて無しのつぶてだった時は恨み節でしたよ(^_^;)

社交辞令の何がいいのかわからない

よくある社交辞令が「今度飲み行きましょう!」ですよね。本当に飲みに行きたい人だったら「あなたと飲みに行きたいんだけど、空いてる日教えてもらえます?」になると思います。今度なんて死ぬまで来ませんから!

飲み会

この社交辞令という嘘がなんでビジネスに必要なのかまったく理解できないので、私は興味のないことは一切言わないことにしています。

こういう社交辞令をよく言う人に限って、「こないだ『今度飲み行きましょう』って言ったら真に受けられちゃってさぁ、参ったよ~」とか、変に上から目線の愚痴をおっしゃるもんで、ますますたちが悪いです。

社交辞令を頻発する方とは私は合わないので、あまりお付き合いしないようにしています。

お世辞もほどほどに

社交辞令よりまだましですが、心にも思っていないことを言うお世辞と言うのも嘘の一種ですよね。

私が初対面の人に言われて一番嫌だったお世辞は、「○○のインストラクターをやっています」と言ったら、すかさず「わぁ、先生っぽい!」と言われた時ですね。

私は「先生」っていうのが偉そうでどうも苦手で(世の中の先生ごめんなさい)、「先生」と呼ばれるのは構いませんしありがたいのですが、自分で「○○の先生です」と名乗ったことはないのです。

そんな私を「先生っぽい」だと…?と、一気にテンション下がりました。まあ、そんなことをおっしゃったのは後にも先にもその方1人だけでしたが。たぶん私は先生っぽくないと思います。

おそらくその方はお世辞で言ったのかと思いますが、言われてうれしくないお世辞は逆効果ですからやめた方がいいですよ。

私はちょっとでもいいと思った時だけ「そのバッグの色すてきですね」などと褒めるようにはしています。「素直に褒める」っていうのはコミュニケーションとして大切だと思っています。

社交辞令とかお世辞で取り繕わなくても、つながる人とはちゃんとつながりますから。

追記 私が社交辞令を嫌いになった理由

ふと昔のことを思い出しました。

大学生の頃に付き合っていた人は、ちょっとお調子者なところがある人でした。

ある時、彼の知り合いが「○○君、彼女いるの?」と尋ねているのを耳にしました。

「いやー、全然いないっすよ、いい子紹介してくださいよ〜」とぶっこいてるじゃありませんか!わーたーしー!

聞こえてないと思ったのか知りませんが、ムカッときたので何でそんなことを言うのかと注意しました。

そこで返ってきたのは「そんなの社交辞令だよ~」という一言。

この場合どう見ても社交辞令の範疇を超えている言動ですが、私の社交辞令嫌いのきっかけになったのは確かです。

いろいろあって、その後しばらくしてこの人とは別れましたけどね。