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世の中、自分の常識が通じない人は山ほどいます。
特に接客系の自営業をされる方はある程度変な人やクレーマーが来ることは覚悟済みかもしれませんが、その中でも怖いのが「サイコパス」と呼ばれる人です。
サイコパスとは?
良心がない、他人に対して共感や思いやる心がない、罪悪感を全く持たない、などといった精神病質な人格者のことです。
犯罪者にも多く、まともな神経の人ならできないようなことを平然としでかします。
被災地の金品を狙う火事場泥棒なんかもサイコパスが混じっているでしょうね。
で、まともで正義感ある人は「そんな奴の腐った根性は叩き直してやる!」などと思って突撃したりしますが、それは残念ながら徒労に終わります。もしくは逆効果です。
サイコパスな人々は、そもそも良心を感じる脳みそがないのです。ないものはできない。
例えば、どう頑張っても50mを20秒でしか走れない人に「お前のそのどんくささは何だ!10秒で走れるように叩き直してやる!」と怒ったって、そんな筋力の足は持っていないのですからいくら言っても無理なんです。そういうことです。
これを理解するまで、私も「なんでこの人はまともに行動できないんだ?」と思って悶々としていたこともあります。
サイコパスなお客が1人いた
弊社はいいお客様が多く、とってもありがたいことです。が、たまーに、100人に1、2人くらい招かれざる客もいらっしゃいます。
その中でも唯一「この人はサイコパスだ!」と確信した女性がいました。
その人は私が受け狙いでアホなことを言っても全く笑いませんし、あまり感情がなく、なんだか心の奥が見えない方で話しにくいなあと思っていました。
ある日のこと、ご予約の時間を過ぎてもいらっしゃいません。携帯に電話をしても留守電で通じない…。
結局、時間内に現れずにご連絡もなく無断キャンセルで終わりました。
で、数日後にその詫びの一言もなく、何もなかったかのように平然と次の予約をしてこられたのです。何なのこの人…?と、怒りより気持ち悪さを覚えました。
前回のキャンセル料をいただくことを話し、了解されたので次の予約を受けました。
そして次はちゃんとお越しになりキャンセル料は支払われましたが「前回連絡できなくて、来れなかったんでキャンセル料がもったいなかったんですけど~」とおっしゃるではないですか。ここまでキャンセルしたことを詫びる言動は一切なしです。
もったいないじゃない、ごめんなさいだろー!と心の中でムカッと来ましたが、ここで「この人はサイコパスだ、危険!」とピンと来たのです。
サイコパスには逆らっても迎合してもいけない
万が一ここで「あなた、無断キャンセルしといて一言くらい謝りなさいよ!」なんてブチ切れて言ってしまったら、その後恐ろしい展開が待っていたかもしれません。
そもそも悪い事をしたと思っていなし、反省する善意がないのですから「こいつ、私に攻撃する悪いヤツ、敵認定」とマークされてとんでもない反撃を受ける羽目になる可能性大なのです。サイコパスには間違っても食って掛かってはいけません。
その時の私は「はぁ、そうですか。お手数ですがキャンセルの時はご連絡くださいね。」とだけ無感情かつ事務的に言って、否定も肯定もせずに受け流しておきました。まあキャンセル料はもらったから別にいいし、他人に説教する気もありませんが。
サイコパスは飽きっぽい人も多いらしく、この方はほどなくして穏便に来なくなったので助かりました。
しかし、こんな人に居つかれたらと思うとゾッとしましたよ。
逆に「キャンセルなんて別に全然構わないんですよー、全然気にしないでまた来てくださいねー♪」なんて無駄に愛想よく対応してしまったら、サイコパスの得意な搾取パターンに発展していたかもしれません。
サイコパスクレーマーには同意も厳禁
自分に従う扱いやすい下僕を探して、自分の餌食になる人間を見つける能力に長けているサイコパスもいます。
お客様は神様よろしくヘラヘラと媚びへつらうのは良くないです。クレーマーにもサイコパスが含まれているようです。
かつて1回、取引先の大手百貨店で見ましたよ。
店員さんが「今日はちょっと気難しいお客さんが来られるので…ごにょごにょ」と話していたので、あら大変ねーと思っていたら、それどころじゃないとんでもないクレーマー女でした。
何に対してクレームを言っていたのかまでは部外者の私は詳しく聞いていませんでしたが、しばらく粘着していて「ちょっとあなた、美術館のチケットと商品券包んでくれない?」などと店員さんに平然と金品を要求していました。端から見ても威圧的で不愉快でしたね。
百貨店だと評判を気にして、こういう恫喝まがいの客も追い返せないんでしょうね。完全に搾取されています。
こんな脅迫レベルまで来たら警察を呼んだ方がいいと思います。威力業務妨害とか、脅迫罪とか、いろいろ当てはまる犯罪はあるようです。
サイコパスは「こいつは下僕に使えないヤツ」と認識すれば執着なく離れていくようです。くれぐれもサイコパスの餌食にならないように、怒りもせず泣きもせず、無感情で毅然と拒絶対応して逃げ切ってくださいね。