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個人事業主、フリーランスの皆さんが頭を痛めるのが、毎年2~3月にやってくる確定申告です。
うちは親も自営業で自分で確定申告をしていましたから「なにやらひたすら電卓を叩いて数字を書き込んだ書類を作る重要な儀式」だという認識は子供の頃からありました。
自力で申告書を作るのは最初は難しくてわからず困ると思います。
初めての確定申告は無料税務相談会がおススメ
私の初申告は20年も昔、派遣の仕事を個人事業主として請け負っていた状態での確定申告でした。
収入は月1回の振り込みだし、経費も大してないので自分でできるかな、と思ってやってみました。しかし、どう記載したらいいかわからないことはやはりいくつか出てきます。
これはプロに聞くのが一番、と税務署で開催されていた申告書作成会場へ出向き、確定申告税務相談会に行きました。
確定申告の時期が近くなると無料で税理士さんに相談しながら提出書類を作れます。
どこの税務署でも1~2月には無料税務相談会が開催されます。コロナ以降は対面での参加者数が制限されている所もあるので、できるだけ早めの時期に申し込みして行くのがおススメです。
確定申告の締め切り間際などは個人事業主だけでなく、年金受給者のおじいちゃんおばあちゃん(例によって話が長い)まで加わって、並びまくりのごった返しまくりでまともに聞けません。
私が行った時は1人の税理士さんを取り囲むように6人くらいがテーブルに座り、都度呼び止めるという相談形式でした。しかし、6人のうちの1人に話の長い爺さんがいて、いつまでも税理士さんを独占するもんだから、なかなか順番が回ってきません。
ちょっと話が途切れたなと思う隙をついて「すいませーん!」と割り込みアピールをしないと日が暮れそうな勢いでした。
税理士さんも6人から熱いラブコールを受け続けてあっち行ったりこっち行ったりするもんだから、ヘトヘトで大変そうでした。
経費仕訳が何費なのかわからない
まずつまづいたのが仕訳です。
例えば「プロバイダー代」。回線を使っているから通信費のようです。
あと、減価償却の対象ではない機材はほとんど消耗品費です。
周辺機器はもちろん、10万円以下のパソコン等も消耗品です(青色申告なら30万円まで一括経費計上が可能)。私は、モノを買ったら消耗品費に仕訳することが多いです。
一度知り合いの税理士さんに「こういう仕訳って厳密に分けないといけないんですかね?」とたずねたことがあります。
「独自に仕訳項目を作っている業種もあるし、税務調査が来た時にきちんと説明できればどの項目でもだいたい問題無いですよ」とのお答えでした。
同様に、経費にした支払いは必ずしも領収書やレシートが必要なわけではないとのことです。手書きのメモでも、何月何日に何にどう使った金額なのかということがキッチリ説明できればよいのです。
レシートが出るお店なのに、いちいち店員さんに手書き領収書を書いてもらっている方もいますよね。お互い無駄な手間だし後ろに並んでる人の待ち時間も増えるのでレシートで済ませましょう。
私は長年ひとりで確定申告書類を作って提出しています。正直毎年「これでいいのかなぁ…」と思いつつも出しています。
数回金額間違いの通知が来て修正申告しましたが一応通っています。20年間税務調査が来たこともないし、特に脱税もしていないので問題ないかと思います。
不慣れな方や心配な方は、提出前に税務相談会で申告書類チェックを受けた方がいいですよ。
青色申告は何のソフトが良い?
開業1年目は白色申告をしました。
最初に行った申告書作成会場の税理士さんに「パソコンを使って帳簿を作るなら、やることはほとんど同じだから青色申告にした方が得ですよ」とアドバイスを受けました。
税務署に青色申告開始の書類を出せば簡単に切り替えられますので、翌年から私もそうしました。
細かい説明は省きますが、そこそこ儲かっていれば年間何万円も所得税や住民税が安くなるのですからやらない手はありません。
ちなみに、私は開業から10年近くこのフリーソフト(無料Excelデータ)を使っていましたが今は変えました。
e-Taxできないし、帳簿の知識がない方には初めて使うのは難しいです。
あと、次年度に繰り越す方法やパスワードは
を購入しないと書いていないので実質有料です。と言っても、2,200円払えば更新料なく使えるのでかなり安く助かっていたのですが、eーTaxとの連携がやはり不便でした。
現在はオンラインの帳簿利用でeーTax
私は今はマネーフォワード確定申告を使っています。
買い切りのアプリより、マネーフォワードややよいの青色申告 オンラインなどのクラウドのほうが以下のようなおすすめポイントが多数あります。
クラウド確定申告サイトのメリット
- 経費を手入力するだけでなく、銀行口座やクレジットカードの明細まで自動取込で入力の手間激減
- 決算書や青色申告書まで出来上がる
- チャットでヘルプもある
- 最新の税制に対応できる
- 万が一PCやスマホが壊れてもデータはクラウドに保存済みで安心
- 電子申告に対応、65万円控除が受けられる
とても優れものです。いい時代になったなあ。
まずは無料登録で一通り試せるサービスもあるので、有料契約前に様子を見てみられるといいですよ↓