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小中学生の頃は毎日ゲーム三昧でした。周りの女子がお人形遊びをしているのを横目に、私は男子とファミコンで対戦しているような変わった女子でした。
ファミコンからスーパーファミコン、パソコンゲームまで、私の人生のどれだけの時間をゲームに使ってきたんだろうかと思います。
当時も「ファミコンなんかやってないで勉強しなさい!」と言うご家庭もありましたが、私は成績が良かったこともあり、うちは基本的に「勉強しろ」とは言わない家庭でした。ただし「やるべきことはきちんとやれ」とは厳しく言われていたので、宿題を終える前にファミコンをやっていると怒られましたけど。
で、こういうゲームで鍛えられた脳みそって、今考えると自営業に役立っている部分がかなりあると思うんです。頭が良くなるとまでは言いませんが、以下、私が勝手に提唱するファミコン脳強化理論です。
忍耐強くなる
最近のゲームはチュートリアルから始まって、手取り足取り親切にルールを教えてくれますよね。
昔のファミコンなんて「とりあえず進んでみたら膝の高さから落ちて理不尽に死ぬ(スぺランカー)」とか、ものすごーく苦労してラスボスまで行ったのに、「わしの味方になれば、世界の半分をお前にやろう」って言われて「はい」を押したら真っ黒い画面のまま終わるとか(ドラクエ1)、結構忍耐を要するゲームが多かったですよ。
それでなくても失敗するとイライラするし(友達は窓からカセット投げ捨ててた)、対戦プレイで友達や兄弟に負けてケンカになったりするし、今考えるとファミコンで精神力が鍛えられたなーとしみじみ思います。
私の周りの元ファミコン少年・少女はキレやすい人はいないですね。
謎解き能力が付く
今はググればいくらでもゲームの攻略法が出てきますが、ファミコン時代は雑誌か攻略本を買わないとわかりませんでした。攻略本はビニールに包まれていて立ち読みできないんですよね。
で、買うとお金がかかるし、詰まったら必死に考えると。
あーでもない、こーでもないとやってみて、解けた時の快感といったらないです。脳内でドーパミン出まくりです。
でも、ドラクエ1の「黒い壁を押す」とかは友達に聞かないと解けなかったなあ。まあそれも「そういう解き方が!」という、脳の新たな扉は開けた気がします。
今でも仕事に行き詰まったり、トラブルの原因を探ったりするときは、あの時のゲームの謎解きと同じ気分になります。
戦略能力が養える
ドラクエ3のパーティって、王道は
「勇者」「戦士」「僧侶」「魔法使い」
です。私の
「勇者」「武道家」「僧侶」「魔法使い」
でも当時は「武道家?だっせー」とか言われていたもんですが、私の知り合いの社長は
「勇者」「戦士」「戦士」「戦士」
でクリアしたという変態がいます。超肉体派。でもそれもある意味戦略ですよね。
そういう独創的な戦略をゲームでロールプレイングできたっていうのも、今の経営戦略に生きているんではないかと思います。実際、その社長の会社は独創的な戦略で年々成長していますもの。
そんなんで、ゲームばっかりやっていた少年少女も意外としっかりした経営者になったりしますよ、世のお父さん、お母さん。