キレイラインの歯科矯正を3日で挫折した失敗談

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キレイラインで歯列矯正を始めた初回の感想体験談 の続きです。

歯並び

キレイラインは評判や感想、実際の体験記事が施術当時ネットにあまりなかったので、私が根性無しのリアルな実体験の挫折話をぶっちゃけますから読んでやってください。

リテーナーが痛くて無理

頭ではデメリットはわかっていたものの、キレイラインを実際やってみると「痛い」と「面倒くさい」の合わせ技攻撃は私には無理でした。

虫歯でもないのに歯(歯茎)が寝ても覚めてもずーっと痛いって言うのは、思った以上にストレス大なのです。

私は結構頭を使う仕事をしているので、痛みで気が散ってまったく考えに集中できず仕事が進みません。夜も良く寝られないのでますます頭が回りません。

さすがにずっとロキソニンの痛み止めを飲み続けるわけにもいかず、困りました。

「痛みの少ないリテーナー」と書いてありましたが、体感は個人差によるのかと思います。

私は歯を削る痛みなら割と耐えられるのですがキレイラインは無理でした。

リテーナーを外すのも面倒くさくて無理

そして、前回の記事にも書いたリテーナーの付け外しが固くてしずらいとうのがまた激しく面倒くさいのです。

ほんとに歯がもげるんではないかと思うほどガッチリはまっているのを外すので、以前セラミックにした歯も爪も折れそうだし気が気じゃないのです。

ついでに外しても歯の痛みは変わりません。

どちらか1つだったら我慢できたかもしれませんが、キレイラインの痛くて面倒くさい攻撃は、私のモチベーションを3日でゼロまで減らすほどの攻撃力で失敗でした。

キレイライン歯列矯正

※追記
現在は、多少外しやすいリテーナーに改善されたようです。

歯を削れば矯正もすぐ動くという恐怖の提案

キレイラインを辞めた直接の原因ではないですが、こんなこともちょっと引っ掛かりました。

初回のカウンセリングで歯科医に言われて「え?」と思ったのが、「歯を削れば矯正で動くのが速くなりますよ」という言葉でした。

この先生ではなくて友人の歯科医に以前聞いた話だと、今どきの歯科治療はなるべく歯を削らない方が良いというのが新常識だとか。虫歯ですら、小さなものなら削らないほうが歯の寿命が延びるそうです。

ご存知の通り歯は削ってしまったら二度と再生しません。また、一度でも削った歯は、抜歯に向かってのカウントダウンスイッチが押された状態になるとか。

こちらの先生は健康な歯を、矯正のためだけに削るのもいとわない歯医者さんなんだ…と思ってちょっと信用できなくなりました。

もちろんキレイラインのために歯を削ることはお断りしました。

前歯6本だけで矯正できるのか疑問

時間は余計にかかるけど削らなくても矯正で動くとのことで始めましたが、歯型をよく見ると私のこの前歯、明らかに歯列に収まりきっておらず重なっています。奥歯も隙間なくギチギチです。

オーバーに描いたイメージ図。
歯列矯正

前に別の歯医者さんでも、私はあごに対して歯が大きすぎるというようなことを言われたことがありました。

キレイラインの矯正で動かすのは前歯6本ずつだけです。奥歯は対象外です。

私の歯、ほんとに前歯だけで奥歯は動かさないで、全部の歯が定位置にしっかり収まるのか?咬み合わせは問題なく仕上がるのか?と疑心暗鬼になってきました。

確かにこの重なり歯をきっちり収めるには、削って隙間を作るという判断も理解できます。しかし、健康な歯を犠牲にしてまでは矯正したくないです。

今回の矯正、仮に我慢して続けてもなんか失敗しそうな悪い予感もしてきました。

「歯科矯正 失敗」で検索すると、多数の後悔している人々の感想記事がヒットします。

私の危険回避アラートがピコピコと反応し始めました。

そしてこの後に友達との海外旅行も控えていたので、「痛いし面倒くさいし、これじゃ旅行も全然楽しめない!」と思い、悩んだけど3日後に自己判断で今後のキレイラインの予約はキャンセルすることに決定しました。

たった3日で思いのほかストレスもたまっていたらしく、私の場合ストレスで良く発動する扁桃腺炎も炎上し始め、高熱で寝込んでしまいました。

はい、我ながら根性ないです。

キャンセル電話の塩対応

ところで、私のかかった歯医者さんは、歯科衛生士さんなどのスタッフの接客が敬語もあまりなくなかなかカジュアルで、そういう雰囲気の病院なんだなと理解しました。

最後にキャンセル電話した時のやりとりも、

 

歯「予約いつ入ってますかぁ?」

J「○月×日の△時です」

歯「また電話して予約しますか?」

J「すみませんがいったん終了にしていただけますでしょうか」

歯「わかりました、失礼します」

J「はいすみませんが(ガチャ)」

 

という感じで、私がしゃべってる途中で切られました。

キャンセルしたのは申し訳ないですが、迷惑にならないようにかなり日数に余裕をもってキャンセル連絡したのに、なかなかしょっぱいご対応でした。

歯列矯正早くも挫折中断

歯列矯正は1回やってみたかったので、初回に払った金額に後悔はありません。むしろ早めの損切り終了を決断したので損失が少なくてよかったです。

キレイラインは都度払いの支払いなのでありがたかったです。

もしこのまま数か月矯正を続けていた未来は、

「我慢したおかげできれいな美しい歯並びになってより楽しい人生」になっていたか、

「我慢した上に矯正失敗して後悔しかない暗い人生」になっていたかはわかりません。

ですので、当記事にキレイラインの優劣を語る意図はないことをご理解ください。私が自己判断で継続を停止したまでです。

私は、美味しいものを美味しく食べることを人生の最優先事項として生きています。見た目が良くなくても、しばらくはこのままの歯並びでも美味しく食べられることに感謝して生きていこうと思います。

また突拍子もなく何か始めるかもしれませんが。

と言うわけで、気になるあなた様は、キレイラインならまず初回だけやってみられても取り返しがつきますので飛び込んでみても大丈夫ですよ。

とりあえずキレイライン一択で突っ込んでしまった私としては、複数の歯科医院に相談して決めた方がより安心かとは思います。

余談・セラミック矯正だけは絶対禁止

キレイライン挫折からだいぶ経ちました。他の矯正を再開する気にならないものの、何となくネットを見回っておりました。

で、自分の歯を削ってセラミックで作り直してしまうという矯正(整形)もあるんですね。

これなら痛い思いはしないけど、前述のように今は「歯は極力削らない」と言うのが歯科医療の新常識。

これを説いている歯医者さんは皆セラミック矯正には反対しています。メンテナンスに一生費用が掛かるし、いずれは入れ歯かインプラントにしないと歯が無くなる確率が高いとのこと。

失敗して後悔している患者さんも多いようです。

セラミック矯正を勧めている歯医者さんは、患者の歯の寿命よりも自分の収入の方が大事なんだろうなと思いました。

私はセラミック矯正だけは絶対やらないと決めました。