自営業教室の生徒集客でチラシ配布は大変

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客商売をする自営業で、集客に全く苦労せず開業した人はほとんどいないと思います。

うちも、自分で主宰している教室の集客にはかなり苦労しましたよ。当初はネットが使えないと思われるお年寄りをターゲットにしていたので、チラシ戦法から始めました。

ティッシュとチラシを配る

駅前でチラシだけ配ってももらってもらえないだろうと思い、ポケットティッシュを大量に仕入れて、それに自作のチラシを折りたたんで入れて配りました。

ティッシュなら過半数の人には受け取ってもらえます。特に春は花粉症の人はもらってくれるでしょう。

1回むかついたのが、まだ20代中盤だった私に向かって「おばちゃん、ティッシュちょうだい」と言ってきたはるか年上のおっさんです。

「誰がおばちゃんじゃボケ」と思って、わざと聞こえないふりをして無視して渡しませんでしたけど。

ちなみに、ティッシュ配りをするときは警察に申請して道路使用許可を取る必要があるんですよね。私はそんなことすっかり忘れていて配りましたが、交番のおまわりさんの目に入るところで配っていてもなぜかお咎めなしでした。

数日にわたり、一人で3000個くらい配ったところで心が折れて力尽きました。

イメージ。

チラシ配り

その後しばらく問い合わせすら1件も来ずかなりヘコミましたが、1人だけそのチラシを見て入会してくれた方がいました。

この方は今でもお付き合いのある生徒様となり、くじけそうだった自営業初心者の私に気力とお金をもたらしてくれた大変ありがたい方です。

チラシのポスティングもつらい

ポケットティッシュはお金もかかるし配布にエネルギーを使うので、次はチラシを自らポスティングすることにしました。

ご近所にチラシをまいていくわけですが、やはり効率よく配布できる大型マンションのポストを狙いたくなります。

しかし、マンションではチラシ禁止の所もあります。うっかりそんなところでポスティングをしているのを管理人に見つかり、「ちょっと、チラシ入れないで!」と怒られたこともありました。

また、大量にチラシが入ることで辟易している住人もいます。そんな人に出くわした時も、「こんなにいっぱい入って困るんだよね!」と、関係ない他社のチラシ分の怒りの矛先まで向けられたこともあります。

いずれも非常にへこみ、その日は落ち込んで配布をやめました。私、基本的にアドレナリン少なめの人なのです。

こちらは一生懸命時間と労力とお金ををかけて作ったチラシも、ほとんどの人にとっては残念ながらゴミですから、迷惑がられてもいたし方ありません。

早朝ポスティング配布戦法へ

その後、なるべく人と出くわさないように考えたのが、朝の5時ごろのポスティングです。この時間はすでに新聞が配布されているので、チラシが新聞の上に乗っかり目に留まりやすいという、我ながらナイスな戦法です。

この時、住人がポストを開ける方向にも注意します。開けたときに読める方向でチラシを入れていくのです。

この朝駆け戦法、夜型の私には非常にストレスがたまりましたが、ほとんど人に合わずに3000枚配布を2~3回やれました。ああ泥臭い営業だわ…。

そしてその結果ですが、良くセンミツ(チラシ1000枚配って反応3件)なんて言いますけどうちはそれ以下の反応率でしたね。

しかし、こちらも各回1~2名は長期の生徒さんが来てくれたので、何とかここでも経費回収と自営業モチベーションを維持することができました。

その後は新聞折り込み広告やポスティング業者に配布依頼もしましたが、自分でまくよりも効果なしでした。

ポスティング業者は全戸配布を指定した地域内の知り合い宅にチラシが入っていなかったこともあり、本当にちゃんと配ってくれているのか疑わしかったです。

ゴミも増えるし、最初の数年でチラシ配布はやめました。

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→チラシをポスティングすると招かれざる変態客の電話も来る