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私は講師という職業柄、お客様や仕事相手と初対面する機会がとても多いです。
仕事の話なら初めて会った方とでも全く抵抗なく苦にならないのですが、雑談や無駄話の会話は少々苦手です。
「何を話せばいいの?」と悩んでいる方も多いでしょう。
目についたモノを褒める
そんな私が以前読んだのが「雑談力が上がる話し方」という本。参考になったのでおススメです。
一番役に立っているのが、目についたモノを褒めるという話術でした。
私はお客様のバッグや服やアクセサリーが「お、いいな」と思ったら「いい色のバッグですね」「お花のピアス、かわいいですね」などとさらっと褒めるようにしています。
褒められなれていない人もいるので「いやいやいや、全然安物ですアタフタ」みたいになってしまわれる方もたまにいらっしゃいますが…。
「このピアス、私が作ったんです」なんて返ってきたらラッキーです。「すごい、お上手!売ってるんですか?!」と褒め上げフェーズに突入です。
質問も挟みながら話せば10分くらいの雑談完了です。ポイントは、自分より相手にたくさん話してもらうように質問することです。
ちなみに、特にいいと思うものを何も身に着けていない方は、お世辞を言うのはイヤなのであえて言いません。
男性相手ならネクタイの柄を褒めるものいいですね。腕時計も褒めポイントですが、私は興味がないので、値段もメーカーもわからないので話題にしません。
身体の外見のことを言うのは褒めたつもりでもNG
欠点はもちろん、自分が長所だと思ったことでも身体的特徴を相手に言ってはいけません。褒めていればよいと勘違いしている人が多い気がします。
例:
- 女性なのに背が高くて素敵!
- すごく痩せててスタイルいいね!
- 左利きなんだ、器用だね!
- あなたハーフなの?顔立ちがハッキリしてうらやましい!私も外国人と結婚してハーフの子供欲しい!
「これを言って何が悪いの?」と思った方は要注意です。
言われた当人がそれらのことをコンプレックスに思っていたり、それが原因で嫌な思いをしていたりする可能性があります。
以前私にもこんなことがありました。
ある講習会の主催者に「僕は講師の先生を顔で選んでいます!」って会場で紹介されて引いたたことが。
おっさん、面白いこと言ったつもりなんだろうけど、私のスキルは無視ってことよね。キャバクラじゃないんだから。だいたいそこまで美人でもなし。
まあ二度と会わないだろうからスルーしましたけど。— ジェイ子@自営業📒 (@jieilife) June 25, 2019
なかなか失礼な発言でしたね。私はプロの講師として、腕を磨いてスキルを売って生計を立てています。顔は商売道具ではありません。
こういうことを平気でおっしゃる方に抗議しても、多分「褒めてるのに、そんなことで目くじら立てるなんて!」と反論されるでしょう。
これを読んだあなた様には控えていただければありがたいです。
女性の髪とネイルを褒めるのはあり
これは私の基準なのでご参考までに。
女性なら、ヘアスタイルやネイルアートを褒めるのはありだと思っています。
髪と爪は体の一部ですが、不変の身体的特徴ではなく、自分の意志で手入れをして飾っているファッションだからです。モノに近い感覚です。
「髪の毛ツヤツヤですね」「そのネイルの色いいですね」と言われて不愉快になる方はまずいないでしょう。
あ、男性の場合は髪の話題には触れません。一見フサフサに見えても人工の場合がありますからね…。
↓私はネイルアートは辞めましたけど、磨いた爪を褒められたらうれしいです。
ジェルネイルやネイルアートをやめるという選択