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ドラクエはひと通りプレイしている私、この本はタイトルを見て「人生がドラクエになったら楽しそー！」と思ってついつい読んじゃいました。
私の今までの人生、仕事と学校の次にゲームしていた時間が長いんでなかろうかと思います。
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感想
以下、私が気になった本書の内容と感想です。
「人生バトルは勝った時だけでなく、負けた時も逃げた時も経験値が貯まる」
チラシをまいても1人もお客さんが来なかったという負け戦でも、次はこの方法で集客してみようと思える経験値は溜まりました。
たしかに、経験値は人生のゲームオーバーまでなくなりませんからね。
「嫌なことや人に敵キャラ名をつけ、モンスター化する」
これは理屈は理解できても、感情的にはなかなか難しいですよ。
完全ひとり自営業になったきっかけはウザいおっさん のおっさんは爆弾岩に似てたけど、奴はメガンテ唱えずに、勇者ジェイ子はメラミで焼かれて力尽きて、「ジェイ子！しんでしまうとはなにごとだ！」と王様に怒られた感じですもん。
あ、これでいいのか。その後はすっきりとザオリクしたし。
「人生のコマンドは無限にあるので、敵が倒れるまで次々試す。それ自体楽しむ。」
私の今一番の敵は何だろなー、自分の中の「めんどくささ」かな。
めんどくささには何が効くかな。ToDo系のアプリは結構効いてるかも。小さな「やること」をやっつけてくのはスライムをプチプチと倒している気分です。
「ゲームオーバーはいつ来るかわからない。ゲームの過程を思いっきり楽しもう。」
少なくともレベル65(歳)までは仕事するつもりですが、自営業の国民年金じゃ生きていけなそうなのでゲームオーバー付近まで働くしかなさそうな気も。
レベル80とかまで働けてたらすごいな。ロトの剣もイオナズンも操るババア勇者ジェイ子。
でも、最後は老人ホームという名の宿屋でひっそりとゲームオーバーできるくらいのお金は貯めときたいな。
「マイルールを作る。『一切○○しないでクリアする』とか。」
某BNIみたいな顧客紹介の互助会に一切頼らず、レベル65以上まで自分の実力で日々食べていけるくらいはゴールドを稼ぐ！
まあ、コントローラーを握ってプレイしていればどんどん話が進んでいくドラクエと違って自営業は自らストーリーを作っていかないといけないわけですが、この本を読んで嫌なこともゲームのうちと思えば、少しは気が紛れるようにはなりましたよ。
ドラクエ好きなあなたならおすすめの一冊です。
